FEATUREVer.6.0 機能のご紹介

テスト自動化ツール「SKYATT」のVer.6.0新機能をご紹介します。

テスト対象となるソフトウェアのUI操作と結果確認を自動で行う「SKYATT」がVer.6.0にバージョンアップ。このページでは、新たに加わった3つの機能を中心に、さらに使いやすくなった「SKYATT」の改善ポイントをご紹介します。

1. 変数機能の強化

これまで1つのデータしか保持できなかった変数を、複数保持できるように機能強化しました。それにより、テスト中のさまざまなデータを、任意の変数に保持して使用することができるようになりました。さらにユーザーが任意の属性を選択して、属性値を取得できるようになったほか、格納されたデータはテスト作成中に確認・編集することもできます。

こんなシーンで活用!

スマートフォン上に表示されたワンタイムキーなど複数の値を取得し、変数に格納。指定したテキストボックスにそれらの値を入力する操作が自動化できます。毎回変更される値を入力するテスト実行にお役立ていただけます。

アクションの設定例

  • 属性値を取得(変数にデータを格納)
  • 入力(変数からデータを取り出し)

変数が使用できるアクション

  • 入力
  • コマンド実行
  • 画面アイテムの値を検査
  • ポップアップ操作(テキスト入力)
  • コマンド実行結果を取得
  • 文字列を検査
  • メール送信
  • コマンド実行結果を検査
  • 画面内文字列を検査
  • Excelセルの読み込み
  • Excelセルの書き出し
  • 属性値を取得
  • 文字列の分割

※はVer.6.0で追加されたアクションです。

2. 「Microsoft Excel」の操作を自動化

Microsoft Excelに対して、起動や終了、保存、セルの読み出し・書き出しといった簡単な操作を自動化できるようになりました。

自動化できる操作アクション

  • Excelを起動
  • Excelを終了
  • Excelを保存
  • Excelセルの読み出し
  • Excelセルの書き出し
  • Excelアクティブシートを選択

3. CSVデータの読み取り

CSV形式のファイルからデータを取得して変数に格納できるようになりました。変数に格納されたデータは、文字列の入力や期待値の検査など、好きなタイミングでデータを取り出して使うことができます。

こんなシーンで活用!

Webサービスのログインに、必要なIDとパスワードをCSV形式のファイルから読み込み、入力する操作を自動化。テスト実行のたびに異なるIDとパスワードを入力することができます。

アクションの設定例

  • CSVオブジェクトを取得(読み込むファイルを設定)
  • レコードデータを取得(変数にファイルの行データを格納)
  • 入力(変数からデータを取り出す)

そのほかの改善

Webブラウザ操作におけるスクロールの挙動変更

自動スクロール時に、画面アイテムを中央に配置。ヘッダやフッタに隠れてクリックできなかった画面アイテムが操作可能に。


画面アイテムを使用しているアクションの検索

画面アイテムを参照しているアクションの検索が可能に。


使用していない画面アイテムの削除

テストに使用されていない画面アイテムの削除が簡単に。


ファイルパス入力支援

ファイルパスを指定するアクションパラメータに、ファイル選択ダイアログを設け、パスの入力が簡単に。


コンテナインポートの改善

インポートのふるまいを「上書きインポート / 別名でインポート」の2つのモードから選択。さらに「元に戻す / やり直す」のコマンド操作([Ctrl]+[Z] / [Ctrl]+[Y])が可能に。


スクリーンショットへのアクセス改善

NG発生時やスクリーンショットアクション実行時に保存される画像を、「テスト項目書」画面からフォルダにアクセスして確認することが可能に。

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